いつもの忙しい朝の時間、テレビの音が耳に入ってきました。
「神奈川県から、東川に移住して地域の福祉活動に力を入れている…」
エッ!!!!
じゃがいもさんの事????
「奥様のご両親を介護された…」
これは間違いなく じゃがいもさんです~
取って置きの1枚
雪だるま君、雪かき頼みますよ~
やはりご両親を介護されたじゃがいもさんでした。
お顔も名前も分からないままですが、ブログ仲間として信頼、尊敬している方です。
その日の夜、「NHK北スペシャル」で特集が組まれました。
東川の福祉関係やみどりのおじさん等12もの地域活動に参加している様子が
紹介されていました。
ご本人曰く、「両親の介護の時、東川の方々から励まされた事に対する恩返しです。」
と言うことでした。
心にとまったお話がありました。
お隣のお婆ちゃんが、ご両親の所に毎日話し相手に来てくれたこと。
ある日、あんの入った餅をついてくれた事。
「母は涙を流して喜んでいました」と話されていました。
そんなエピソードに、お隣のお婆ちゃんは「いやいや」と手を…。
そして、じゃがいもさんは、お爺ちゃん(90歳代)が
お婆ちゃんを長い間老々介護されているお宅に出かけ、
お二人の悩みを何気なく聞いています。
お爺ちゃんは介護が辛くてついつい愚痴ってしまうときがあり、
お婆ちゃんは、それを聞くのが辛いということでした。
そんな話を聞いてじゃがいもさんはある事を考えました。
東川には「菩提樹の会」という、男性が介護している方達の集まりがあります。
その会合でそれぞれのパートナーに手紙を書くという方法で解決したのです。
「いつも頑張っている姿を
見ています。
これからも、仲良く頑張ろうね」
お婆ちゃんは声を出して読んでいました、目にはうっすらと涙が滲んでいました。
「うれしい~」と素敵な笑顔と、照れたお爺ちゃんとお二人の笑顔が焼きついています。