さぽろぐ

日記・一般  |札幌市北区

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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2011年10月18日

「日にち薬」と言うけれど

札幌近郊の手稲山に初雪でした~face08
秋も深まり、チョッと落ち込んでいた午後…
介護仲間のNさんから、お手紙をいただきました。

「ご主人を亡くされて三ヶ月がすぎましたね。
ずっと張りつめていらっした気持ちが折れてしまったのではと、
心配しておりますが。
少しはお元気を取りもどされましたか。
どうしていらっしゃいますか。
いつも、いつも気にしておりました」

ゆり







薔薇






Nさんのお歳は私の少し先輩で、ご主人を自宅で14年間介護されていました。
介護生活は365日、24時間介護に明け暮れていましたから、
突然その「空間と時間」が無くなってしまい、精神的・肉体的にバランスを崩してしまいます。
正直「たてなおしの」難しいことに戸惑っている、今日この頃です。
なんとか乗り切ろうと思っていますicon37

手紙の続きは。
「六月から体調不良の日が続いて、病院にも行ってみました。
軽いお薬を出して下さいましたが、なかなかすっきりしません。
夫の看病に明け暮れしていた頃は、
病気らしい事もなかったのに…
気落ちがあるのでしょうか」

「お昼ご飯でもご一緒できると うれしいです」


早速お返事を出して、ランチの約束をしました。


  


Posted by サンダーソニアM at 17:56Comments(7)在宅介護奮闘中

2011年08月28日

ケアマネージャーさんとの出会い

在宅介護を始めて9年目で我が家のケアマネージャーさんが変わりました。
それまでお世話になっていた看護ステーションの移転により、
遠くなった我が家には通えないと言う事での変更でした。


看護ステーションが変わるとき所長さんが新しい方を紹介してくれる事になりました。


名前は分かりません





所長さんが「お母さん、男の方は駄目ですか…?」と心配そうに。
「いえいえ、主人の為にも男の方は大歓迎です」
こうして大手のA病院に所属する男性ケアマネージャーさんに決まりました。

ケアマネさんが初めて我が家に見えたとき、主人の表情は生き生きとして、
名刺を頂いた時は、元気だった頃の自分に帰った様に見えました。
私の狙いは的中しました。
握手しながら、自己紹介が終わりKマネージャーさんから元気を頂いた主人でした。

リハビリの先生と、看護師さんが見える日はベットに一緒に座り窓から庭を見るのが楽しみでした。
「今年の、オンコの実は沢山付いたね~。」
「郵便屋さんが来ましたよ~お父さんに手紙が来たかな~」などと言って楽しんでいました。
Kさんはいつもその曜日に合わせて訪問してくれました。

外に出て、庭から主人と向かい合って「良い表情だ、嬉しいな~。」と、
いつも元気が出る魔法の言葉をかけてくれるのでした。
でも残念ながら慣れた頃に異動になってしまいましたface11

次の方も介護福祉士の経験のあるOさんでした。
介護経験のある方はスキンシップがすっと自然にでますね。
本人も安心しますし、なにより家族はうれしいですね。
一気に信頼関係ができ上がります。

在宅介護は我が家をオープンにして受入れる訳ですが…
正直辛い時もありました。少しでもストレスがかからないように気を使いそれが又、ストレスになってしまった事もありましたface11

でも、Oさんとも直ぐに信頼関係ができました。
入院の際には、病院まで来ていただき励ましてくれたんです。
うれしかったですね~

短い間でしたが、プロの心にふれた思いです。
Kさん、Oさんありがとうございました。

貴方達から元気をもらう人々がいます、爽やかな風をお願いします。



  


Posted by サンダーソニアM at 11:33Comments(6)在宅介護奮闘中

2011年08月18日

嚥下訓練・戸原先生との出会い

試行錯誤の介護が始まって、
正しい口腔清拭の指導を受けることを、看護師さんと相談して「出張歯科」を探してもらいました。
訪問ステーションから、3件の歯科の紹介があり、
パンフレットを見ていると「嚥下訓練・指導」とありました
嚥下訓練??

嚥下障害がある主人に良いかもしれないと思いそこに決めました。
週1度の歯科診療で部分入れ歯を新しくしてもらいました。
嚥下訓練については月に1度東京から先生がいらっしゃるとのことでした。
ただ、診療の結果で訓練出来るか、出来ないかが決まると言うお話でしたので、
その日をドキドキして待っていました。


ミント





-2005年 8月7日の日記より-

 東京から戸原先生がみえて診療が始まりました。

 ファイバースコープを鼻から入れて、テレビに映すと食道と気管の仕組みを見る事が出来ます。

 主人は、たえず咳き込んでいました。
 原因は分からず、本人の負担はそばに居ても辛いものでした。
 ファイバースコープの診断で、唾液が気管に流れ込みむせていることが分かりました。

 この頃は、痰も多く24時間サクションで唾液や痰を吸い取っていました。

 「どうか訓練が出来ます様…あ~神様、おねがい~」

 「嚥下訓練をやってみましょう。」
 
 「ホッ」としました。

 「唾液を飲み込める様になれば、肺炎の危険性は減少し、予防にもなります」と。
 
 そして、訓練のメニューが出来ました。

主人には、辛い訓練でしたが…。
「おとうさん、上手~上手」などと褒めたりしてface11
1ヶ月、2ヶ月が立ち少しづつ改善されて来ました。
診療の後は、毎回先生から詳しい診断の結果の手紙が届いたので、
落ち込み気味になってもやる気を引き出してくれていました。

半年も経つと、ゼリーなら1個は食べられるようになりました。
好物の〝うに〟は頑張っているご褒美と娘がよく買って来てくれてくれていましたね~

息子の羽田からのお土産「バナナチョコ」も喜んでいたのを思い出します。

ゼリーも沢山作りました。
お粥ゼリーや野菜のスープゼリー、味噌汁ゼリー。水羊羹もお気に入り。
バナナなら1本は食べられるようになりました。
伊那食品のお気に入りのカップゼリーはブドウ、オレンジ、ピーチ、ストロベリー、マンゴーetc…。

お正月のおせちは黒豆の汁でゼリーを作り、お嫁さんお手製の栗きんとんもゼリーにしました。
茶碗蒸しも用意して、主人もうれしそうに食べてくれました。
口から食べることで唾液が出て口の中はきれいになりました。

この頃は、突然「コーヒ飲もう」と言って「ドキッ」とした事もありましたface05
そんな時はいそいそとコーヒーをおとしてゼリー作りに励んだものでした。

こんな思い出が作れたのも戸原玄先生(日本大学歯学部准教授)のおかげです。
ありがとうございました。

  


Posted by サンダーソニアM at 20:47Comments(8)在宅介護奮闘中

2011年08月09日

主人の主治医と看護師長さんのこと

平成13年に主人が倒れて中村記念病院に搬送されてから10年間、
最期の日が来るまで何度か入退院を繰り返していました。

その間、お二人にはずっと変わらず見守っていただきました。
感謝しております。


つゆ草





看護師長さんに、このことをお話すると
「たまたま大変な時に(NCUに)いただけですよ~」と優しくお話してくださいました。
緊急入院で落ち込んでいる私にいつもT師長さんは優しく気遣ってくださったり、
少し良くなってきた時は「早く、お家に帰りたいね。」と主人に声をかけて頂いていました。

病棟にも必ず「顔なじみ」の看護師さんがいらして安心したものです。

そして主治医のN先生。
先生との巡り合わせは、奇跡としか思えません。
たまたまその日に勤務していて担当になったのでしょうが、
N先生が担当してくださった事は、我家には奇跡と思うほどラッキーでした。
優しくて、どんな時も丁寧に状態を教えてくれ、そして慎重でありながらも
決断力のある先生でした。

10年間、私達家族は尊敬と信頼の気持ちいっぱいで診ていただいておりました。
在宅介護のために胃ろうを(栄養摂取の方法)作って頂き、
自宅での療養が実現したのも先生のおかげです。

当時は「在宅診療」は珍しかったのですが、忙しい中時間をさいていただき
5年もの間お世話になりました。

試行錯誤の在宅介護を初めから見守ってくれていた先生です。
先日、ご挨拶に伺った時、「最強の介護だったね。」と言っていただきました。
ただただ、夢中でやってきただけでしたが本当にうれしい言葉でした。
先生からのお褒めの言葉を、支えてくれた子供達に報告しましたface11

あらためて、N先生とT師長さんにお礼申し上げます。
そして、病棟の看護師さんの皆さんにも感謝いたします。

最期の日の日勤と夜勤の看護師さんのお二人の優しさは忘れませんface11

ありがとうございました。
  


Posted by サンダーソニアM at 20:12Comments(6)在宅介護奮闘中

2011年08月06日

「また逢う日まで」

在宅介護生活は10年でピリオドが打たれました。
長かったのか、短かったのか…
未だ実感もなく過ごしています。



千の風になって






まずは、介護をサポートしてくれた子供たちにicon12
感謝をこめて「ありがとう」と言わせて下さい。

泊りがけのレジャーはプッツリと止め、私とほぼ二人三脚で来た10年でした。
全て主人中心の生活が我が家では当たり前でした。
本当に「ありがとうございました」

主人の戒名に「和道」とありました。
ご住職が長い介護のご褒美をと付けてくれました。
「和」は主人からの一字、
「道」は私の一字からです。

亡き主人が、私たちにいつまでも仲良く「和道」を極めなさいと言っているようです。


脳梗塞で倒れ中村記念病院に搬送された時から最期までお世話になった
主治医のN先生。
在宅診療の前半にお世話になった近隣のY先生。
後半のG先生は24時間対応でやさしく、力強い先生で
介護をする側である私の健康管理もお願いしていました。

在宅介護サービスの方々にも真心いっぱい応援して頂き感謝申しあげます。

心に響く思い出が沢山あります。
ぼちぼちお話しいたします。
  


Posted by サンダーソニアM at 06:57Comments(21)在宅介護奮闘中

2011年07月30日

主人の 時間がとまりました

7月28日 午後11時52分当直医師から告げられました。

十年間の自宅療養が終ってしまった瞬間です。

たくさんの方々に、支えられたからこそ続けられた十年でした。



「ありがとう~」





ブログを通じて応援してくださった皆様にも感謝いたします。

心に響いた沢山の出来事を少しづつ話したいと思います。

しばらくお待ちくださいね。

  


Posted by サンダーソニアM at 09:55Comments(18)在宅介護奮闘中

2011年07月20日

入院1週間が経ちました

暑い日が続いています、朝晩は涼しく助かります。

NCUの顔ぶれは毎日、目まぐるしく変わっています。
主人は未だ一般病棟には出られません。

面会の時間には車椅子に乗せてもらっています。
肺の為に車椅子に座るのも治療の一環ですface11
沢山のチューブにつながりながら車椅子に乗せてもらっています。
改めて看護師さんの大変さを実感します。


露草







紫陽花








紫陽花







ふと気が付くと紫陽花が色ついて来ていました。

主人が居ないのに朝決まって5時ごろには目覚めます。

ストレッチを始めていたのでicon22
歩きたいモードになってきています。

「朝の涼しい時に歩こう」と思い立ち今日から始めました。
先ずは、20分程度から始めることにして家を出ました。

バス道路に出て、右に行こうか、左に行こうか思案して…
近いうちに地下鉄駅(バス3区間)まで歩くことを考えて左の方に歩く事にしました。

朝の空気は気持ち良く、コンビにを目標に歩け~歩け~
イタリアン「オットウーノ」の前を通り、
さつま芋専門のケーキ屋「かわいや」を通り。
小学校の庭の花達を横目で見ながら、歩け~歩け~

今日の目標はコンビニでUターンです。
丁度、バス亭1区間を往復したことになり30分の散歩でした。


  


Posted by サンダーソニアM at 20:43Comments(14)在宅介護奮闘中

2011年07月16日

肺炎の為、緊急入院

それは、忘れた頃にやって来ました~face11
昨年の2月にやはり深刻な肺炎の為、1ヶ月入院をしました。
用心していたんですが、7月に入り微熱が続きタンもゼロゼロし始め、

在宅のDRが「用心の為、胸のレントゲンを取って来ましょう」と言われ、
予定をくんでいる矢先に容態が変化してしまい…
緊急入院となってしまいましたface07


主人の部屋の緑のカーテン、ヤマゴボウ






外では、こんな事に…







脳外科の主治医のお話は、昨年と同じで非常に危険だと言われました。
肺は白く、水も溜まっていると…

入院して2日目です、酸素マスクをかけています「お父さん、ごめんね」
どうか呼吸器を付けないで自力呼吸が出来るように祈っています。


  


Posted by サンダーソニアM at 20:04Comments(20)在宅介護奮闘中

2011年06月21日

検査に行って来ました

昨日、今日と気温は高めです。
昨日は29度あったようで、今日は  度まで上がるようです。

先日、主人の3ヶ月に1度の採血の結果でPSAの数値が上がっていましたface04
いわゆる「前立腺がん」の疑いと先生に言われface07
「腹を、くくりました」


雨上がりのベランダ






エノテラ(宿根草)






在宅の先生は「この手のガンは心配しないで下さい」とのことでした。

私には「想定外の出来事」でした。

「治療方法は、ホルモン注射をするか、ご主人の場合は何もしなくても良いです」と言われましたが…

万が一悪化した場合の事をお聞きしたら…

「先ずは、骨と肺にきて脳にもきます」と言われました。

骨!!!!腰の骨が痛むのは、介護している身にも耐えられない事なので
真剣に考え検査に行くことにしました。

紹介状を頂き家の近くの「国立西札幌病院」が建て直って、
札幌医療センターとなり新し建物になり、広く、明るく以前の雰囲気とは大違いでした。

そこで私が感じたお話です。
検査につきものの採血の時のお話です。

主人の血管は細くいつも看護師さん泣かせなんです。
担当の看護師さんも、これには参ったようで、
手と足を温める準備をしてきました。
私と娘は主人に痛い思いをさせたくない思いで、一心に温め続けました。

担当の若い看護師さんは、見るからにベテランと思われる方を連れてこられ、
どこか、取れるところはないかと検討しながら足に注射器を射しても血液は引けずface11
ベテランの看護師さんは、血管の状態を観察して、観察していました。

どの位時間がたったでしょうか、
おもむろに針を刺し採血が始まりました。
いままで見たことのない太くなった血管からはドクドクと血液が取れ成功しました。

ベテランと言う事は、沢山の経験の上で慎重に慎重にと言う事なのだと感じて帰ってきました。

検査の結果は在宅クリニック豪先生の診断と同じでした。
主人の治療はホルモン注射をしていただくことに、私の中で決めています。

主人は、検査の疲れが出て元気が無くなり…ひたすら寝ています。
疲れた寝顔を見ています。

  


Posted by サンダーソニアM at 13:53Comments(10)在宅介護奮闘中

2011年06月11日

お疲れ出ませんでしたか。

お二人が横浜から1年ぶりに主人に会いに来てくれました。

「お二人」とは、お嫁さんのご両親です。
息子の結婚で、ご縁を頂きお付き合いが始まりました。

主人が脳梗塞で倒れた後には、何度も横浜からお見舞い頂いてface11
元気を頂いていますface05


あさひやま動物園の白くまちゃん






北海道の新緑をレンタカーで富良野、美瑛にドライブして、
愛くるしい「白くまのぬいぐるみ」を主人にお土産にと頂きました。
ベットの上で見守ってくれています。

「あれから7年経ちますか…」

 横浜のお父さんが手術をする事になり、
 寒さ厳しい2月、我が家に報告に来てくれました。

 心配した娘達は北海道神宮の「身代わりお守り」を送り、
 手術の成功を祈っていました。

 手術は成功して、北海道に来た時は必ず、
 北海道神宮に御礼参りを続けているとのことです。

「あれから、7年たちました。」
「明日は、神宮にお礼のお参りに行ってきます」とお出かけになりました。
 
 今回、あらためて気付きました。
 お二人は、前々からその土地を守っている神々に御礼を忘れません。

「楽しい時間をいただき、元気になりました。ありがとうございます。
とっくに高齢者の仲間入りした私達、体力をしっかり付けて頑張りましょう~」
  


Posted by サンダーソニアM at 17:23Comments(8)在宅介護奮闘中

2011年05月01日

自宅で楽しめる炭酸泉入浴

ゴールデンウイークだと言うのに、近郊の山々には未だ雪が見えます。

我が家の庭に、やっとカタクリ、イチリンソウ、スミレ、など緑が復活しました。
長い長い冬でしたね~~

主人の訪問入浴について。
退院してから9年間、ずっとお世話になっていたところから、
「温泉の“ぽかぽか”を自宅で」に魅せられて新しい会社に変更しました。



入浴セット






手作りミトン






炭酸泉入浴とは―
細かな炭酸の泡をお湯の中に溶かし込むことによって、
身体のポカポカが長く続くのだそうです。

血行促進・高血圧の改善。
関節痛の緩和。
ポカポカが持続。
お肌にやさしい弱酸性。
短時間でリラックス

スタッフがかわった事で主人も多少の緊張があるようでしたが、
コミニュケーションを取ろうとしているのには嬉しい発見でした。

寝たきりで身体に障害があっても、自宅で入浴出来る事は本当に有り難いですね。

丁寧に、丁寧に身体を洗ってくださり、
終わりの身体を温める時face11

 「菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ
 見わたす山の端(は) 霞(かすみ)ふかし
 春風そよふく 空を見れば
 夕月(ゆうづき)かかりて におい淡(あわ)し」
                     -朧月夜-               

綺麗な声で、看護師さんと助手さんが歌ってくれました。
「この歌、ご存知でしたか~」
主人はうなずいていました。

スタッフの方の思いがけない歌声と、真心いっぱいのスキンシップで家族まで幸せを感じました。

ベットから入浴バスまでの移動時のとき、腰の辺りを手作りの帯でしばり持ち上げて移動し、
身体を洗う時のミトンも私の手作りの物を使ってもらったところface02
「安定していて運ばれる方も安心ですね」
「ミトンは、とても作業がしやすい」と言って下さったので。
お世話になっている方達の分をせっせと作っています。

ちょっとした工夫で介護は楽になりますね。

そして驚きはまだありました。face08
炭酸泉は無料サービスで入浴剤も3~4種類から選べるんです。
おまけに、炭酸泉を「家族に」とバケツに入れてくれるんです~
私も思いがけず、週2度“足浴”でリラックスしています。

主人の入浴日が楽しみなんです~
  


Posted by サンダーソニアM at 17:49Comments(10)在宅介護奮闘中

2011年04月10日

主人の誕生日

4月10日は主人の81歳の誕生日です。
今年は元気に迎える事ができましたicon12
昨年はかなり重症の肺炎で入院した後でハラハラしていました、
体重は少し落ちましたが、お陰様で元気に過しています。


横浜からの花束、いつも有難うございます







薔薇の香りがします






爽やかな朝です。
主人の体調が落ち着いている事に、サポートしてくださる方々に感謝してicon12

知事、道義、市長、市議選に行ってきます。
これぞと思う人が居なくて頭が痛いです。

北海道も問題山積、頼りになるリーダーが欲しいですね。


  


Posted by サンダーソニアM at 08:23Comments(10)在宅介護奮闘中

2011年01月31日

千の風に…

介護仲間のご主人が先日、静かに亡くなられました。
2009年の暮れに「主人は新しい年を迎えられないようです」と
電話がありました。
それから明けて1月…「もち越した様です~」と嬉しそうな声でした。

つい先日、
自宅で静かに亡くなったと人を介して知りました。


大きな空を吹きわたっています~





「肩の荷が下りました~」と…まだまだ緊張したお顔でした。
「夜は眠れていますか」
「なんとかね!!!」
お顔を見て始めの言葉で、15年間の介護生活でした。

介護には、慈愛や忍耐だけでなく「正しい知識と持続が必要」で
情報交換が大事です。

お互いに疲れ壁に当たった時はお互いに励ましあい、
「一緒に頑張ろう、最後まで悔いのない人生を飾っていこう」と
励ましあっていました。

「お疲れ様でした」
これからはご自分の事だけ考えて下さい。

「朝は鳥になって あなたを目覚めさせ」
「夜は星になって あなたを見守る」私は信じます。


ご主人のご冥福をお祈りいたします。


  


Posted by サンダーソニアM at 15:59Comments(12)在宅介護奮闘中

2011年01月16日

エアマット 「ここちあ」

今年の4月で、主人の在宅介護は10年目に入ります。
介護ベットやエアマットはリースをしており、新製品が出ると交換して
いつも、快適に利用させて頂いています。

今回、マルベリーさんの福祉用具専門相談員Sさんお勧めの
新商品のエアマットを使用してみて大発見をしました。


操作パネル





先ずはお試しで。
以前の物はポンプ(モーター)がかなり大きく、ベットの外側に下がっていました。
かなり邪魔ものでしたface11
新商品はマットに組み込んでいる為スッキリとしていて、邪魔になりません。

第一のお気に入りは万が一停電した場合でも1週間エアーが抜けない事です。
今までのマットは常に心配していました。
数年前に豪風により近所でまる一日停電になったことがありました。
台風や強い風が吹くと心配でしたから1週間は保つと聞き、ほっとしました。

発見はこれだけでなかったのです。
体位変換の時の腕にかかる力で、長年の介護の為、
右腕が病み、痛みの為眠れない事もありました。
作業中腕の筋肉が裂けるような痛みに、マッサージを受けたり
シップを張ったりしてはいましたが、一向に良くならず
「手を休ませるのが1番です」と言われても…
「無理、無理。」そんな日々を痛みと戦っていました。

ところが、新商品の「ここちあ」を使っていくと、
不思議に腕の痛みが和らいで来ています。

なるほど、なるほど。
マットのエアーの入り方が、体重設定上わりと柔らかいのですが
当然、重さで身体は沈むわけです。
その状態で体位変換をしますから、身体の沈みを引っ張り上げる時にかなりの力が必要です、

その負担が腕にかかる訳で長年の酷使に耐え切れなくなっていたのでした。
それが機能が進化している「ここちあ」に変えてからは、
作業前に「しっかり」モードのボタンを押すとエアーがしっかり入り
(マットが空気を取り入れて硬くなる)、作業の時に必要な力が軽くなって腕の負担がかなり解消されている事に気がつきました。

「え~腕の痛みが薄らいでいるface08
「長年の腕の痛みはこれで解消されるかも~face08」驚きの発見です。
首や身体全体にかかる負担も少しは解消されそうです。


ただ、少々不便な事もあります。
操作パネルをコンパクトにと考えてくれたのでしょうが、
字が小さくて読みづらい事、ランプの色が(晴れの日など)室内が明るい時、
ランプが付いているのかどうか見分けが付かない事です。
改善を望みます。

Sさんが新商品の勉強会で「これは!」と1番に我家が思い浮かんだと話してくれました。
Sさんに感謝です~ありがとう。
  


Posted by サンダーソニアM at 16:25Comments(12)在宅介護奮闘中

2011年01月13日

え~マジ~?

真冬日が続いています。
今年の冷えがちょっときつく感じるのは私だけでしょうか。









先日、成人式を迎えた孫が、式典が終わり懐かしい友とボーリングンをしたりして、
楽しく帰って来たようですが、朝「39℃の熱がある」という…face08
ちょうど、主人の在宅診療日だったので、診て頂く事にしました。

先生は、「それは、インフルエンザですね」と。
検査の結果やはりインフルエンザでしたface12
早速、タミフルが処方されビタミン入りの点滴をして頂きホッとしました。

さあ大変!主人や家族にうつらないように
本人にはガーゼをはさんで2枚重ねにしたマスクをしてもらい、
「隔離状態」に相成りました~
あちこちのドアノブを消毒液で拭いて、うがい薬を準備して、
コップは家族と分けたりと思いつく限りの事は済ませました。

彼はと言えば
さすがに、食欲は無くポカリスエットで水分を補給する。

深夜、40℃まで熱が上がりタミフルのせいか高熱のせいか現象が出たようです。
初めて経験した体験で、幻覚が起きているけれど「動けなかった…」と話していました。
2日目に入り熱は37℃に落ち着いてきて、食欲も出て来ました。
もう大丈夫でしょう。

高熱のある彼の口から「去年だったら…死んでいる~」と…
なんですと~!!…そうでした。
センター試験が今週末です。
今年の天候は大荒れになるとのことです。icon10

もっとおだやかな季節に受験出来るようにならないものでしょうか?
  


Posted by サンダーソニアM at 20:38Comments(16)在宅介護奮闘中

2011年01月06日

お正月気分はもう~終わり

我が家は、主人の入浴から始まり昨日はリハビリで、
今日は、午前に訪問看護と午後から鍼灸治療と正常の時間に戻っています。

昨年の2月に肺炎で入院して、命拾をしてからは、
日々、肺炎予防の1年でした。
幸い元気を取りも戻してくれましたが、油断は出来ませんねface06








大事な、大事なマクロレンズに雪の水滴を入れてしまい壊れてしまいました~face07
雨の時には気をつけてビニールの傘をさしていたのに…
雪だって同じなのにね…

高い授業料になりました。
早速、同じレンズを注文しましたが…

マクロレンズが使えないのは寂しくて元気が無い私です~

  


Posted by サンダーソニアM at 10:31Comments(10)在宅介護奮闘中

2010年11月28日

ブログ友達のこと

いつもの忙しい朝の時間、テレビの音が耳に入ってきました。
「神奈川県から、東川に移住して地域の福祉活動に力を入れている…」

エッ!!!!
じゃがいもさんの事????

「奥様のご両親を介護された…」

これは間違いなく  じゃがいもさんです~face08


取って置きの1枚





雪だるま君、雪かき頼みますよ~






やはりご両親を介護されたじゃがいもさんでした。
お顔も名前も分からないままですが、ブログ仲間として信頼、尊敬している方です。
その日の夜、「NHK北スペシャル」で特集が組まれました。
東川の福祉関係やみどりのおじさん等12もの地域活動に参加している様子が
紹介されていました。
ご本人曰く、「両親の介護の時、東川の方々から励まされた事に対する恩返しです。」
と言うことでした。

心にとまったお話がありました。
お隣のお婆ちゃんが、ご両親の所に毎日話し相手に来てくれたこと。
ある日、あんの入った餅をついてくれた事。
「母は涙を流して喜んでいました」と話されていました。
そんなエピソードに、お隣のお婆ちゃんは「いやいや」と手を…。

そして、じゃがいもさんは、お爺ちゃん(90歳代)が
お婆ちゃんを長い間老々介護されているお宅に出かけ、
お二人の悩みを何気なく聞いています。

お爺ちゃんは介護が辛くてついつい愚痴ってしまうときがあり、
お婆ちゃんは、それを聞くのが辛いということでした。
そんな話を聞いてじゃがいもさんはある事を考えました。

東川には「菩提樹の会」という、男性が介護している方達の集まりがあります。
その会合でそれぞれのパートナーに手紙を書くという方法で解決したのです。

「いつも頑張っている姿を
    見ています。
これからも、仲良く頑張ろうね」

お婆ちゃんは声を出して読んでいました、目にはうっすらと涙が滲んでいました。

「うれしい~」と素敵な笑顔と、照れたお爺ちゃんとお二人の笑顔が焼きついています。

  


Posted by サンダーソニアM at 15:24Comments(2)在宅介護奮闘中

2010年10月06日

雪が来る前に

今日は、主人の半年に1度の「胃ろう交換」と
肺と腹部のレントゲンを撮ってもらうのが目的で外来受診を受けます。
主人は、日程が決ってから……
胃ろう交換のときの痛みがトラウマとなり、落ち込んでいる様子……face07


色好きはじめたナナカマド





オンコの実が今年もびっしり





ヤマゴボウの実






介護タクシーで定時に着きました。
外来は、相変わらずの混み様でしが順調にレントゲンも終わりicon10

いよいよ胃ろう交換に送り出すicon10

少しでも痛く無い様にと祈り、待つこと10分程でホッとした顔の主人が出てきました。
「ア~これで、春まで安心です~ありがとうございました」と先生にご挨拶face02

9年前にお世話になった看護師さんがまだお勤めしているんです。
主任さんだった方が師長さんになっていたり声をかけて頂いて嬉しかったです。

2時間余りの外来受診でしたが、気を使うだけで疲れました~
本人は、午後からいびきを掻いて寝ています。
疲れと終わった~の安心で爆睡中です~

「胃ろう」とは 
飲み込みがうまくできず、嚥下肺炎を繰り返す人の為に栄養剤を補給する
ところが、お腹につけてあり栄養剤を注入します。    

半年に1度交換します。
食事は出来ませんが、自宅療養が出来る事に感謝しています。
病院嫌いの本人です、“我が家で過ごせるのが1番でしょ”

気を張った秋晴れの1日でしたicon10
  


Posted by サンダーソニアM at 15:21Comments(16)在宅介護奮闘中

2010年09月30日

千の風になって

介護仲間のMさんの、お母様が5月に病院で亡くなられたと……
先日知りました。

爽やかな秋





介護仲間のご家族が千の風になってしまいました。
Mさんは、京都にお住まいで認知症のお母様を在宅介護されていいました。
医療関係のインターネットで知り合い、
情報交換をしながら、お互いが無くてはならない存在になり励ましあってきました。
メールとお手紙での交流の中に心温まる介護の情景が何度も感じられました。

  京都新聞の「こまど」に投稿した1部の思い出です。

  「あっ!ほれっほれ!」と食卓をたたく音。
  見ると母のお気に入りの「キムタクのCM。
  目の輝きも、表情も今までとは大違い。
  4年ほど前から認知症となり、私の事をだれかもわからない母なのに。 
  だけど「キムタク様」にはすばやい反応をする。面食いなのは昔
  ながら。
  ちなみに他のオトコマエさんは、どうやら大したことないらしい。
  トイレに座らせるのもひと苦労「もっと後ろに腰掛けて!「う・し・ろっ!」
  と必死に連発すると、しばし考えて…
  にっこり「ローソン!」と答える。
  しり取りのつもりか私も負けじと「ンがついたから、はぁーい負けっ」
  でもトイレだけに「ン」をつけたのか…と、
  思わず笑いながら抱きしめた。
  
  痴呆介護の修羅場を乗り越えたお互いの笑顔がありました。
  さぁ今日は母のどんな言葉、しぐさで癒してくれるのかたのしみ。
       
                城陽市・58歳・主婦
Mさんの介護の一こまでした。

昨日、お電話がありました、お母様が亡くなられた悲しみからはまだまだ立ち上がれないご様子
でした。
かける言葉もなく、「しばらくは、ご自分のことだけを考えて」と……
長い介護生活でさぞ、心身共にお疲れと思います、
まずは、ゆっくりして下さいね。

  


Posted by サンダーソニアM at 09:07Comments(10)在宅介護奮闘中

2010年09月17日

NHKためしてガッテンを見て

「認知症!介護の新技で症状が劇的に改善する00で脳活性化した」
日頃、家族の対応の仕方が肝心と聞いていましたから。
今夜は、勉強します~


主人の部屋に、朝日がさして






ベランダに“にしひ”が射して、ヨシズの模様が出来ました






誰もが、罹りたくない。
罹らないと思っている病気「認知症」……
00で脳が活性化する。
それは、「話し相手」がある事でした、(コミュニケーションをとる事が大事)


*)テレビを見ている脳は青色で、なんの刺激がないように見えます。
  誰かと話しているときは脳は赤く活性化されている事が分かります。 
 

*)状態が悪化するのは。
   脳の衰えだけでなく、自分の事を否定される事で自分は駄目人間と
   思い込み、積もり積もって爆発して問題行動を起こす。

*)介護否定を起こさない介護の仕方。
 1)アイコンタクトをとる。
 2)同じ言葉を繰る返す。
 3)思い出話をする。
 4)優しく接する

家族が認知症を発症した場合の初期の対応が大事と言われています。
番組の中で、「バリデーション」と言う言葉が出て来ました。
医学は進んでいるんですね、認知症の改善方法なんです。

バリデーションとは!
認知症のお年寄りが、人間的尊厳を回復し。
生ける屍状態にならないように援助する。
「簡単で実用的なコミュニケーションツールのことです」、とありました。

家族が「認知症」にかかった場合は、早く見つけ正しい対応でゆるやかに過ごせるように情報交換が大事と感じました。
自分の事も考えなければね、家族に迷惑をかけたくないと思っていますが今の所、心身共に健康で居よう。
  


Posted by サンダーソニアM at 15:50Comments(8)在宅介護奮闘中